総務省が、通知カードのイメージを公開しました。
これは10月5日から全世帯に配布される、カードです。
個人番号カードは、来年1月1日より、この通知カードを使用して
番号確認と本人確認を行った上で、交付という流れです。
今回の発表で驚いたのは、この通知カードは、申請したら捨ててもよいぐらいのものかと思っていたら、切りとり線の下の部分を保管していておいて、それと引き替えに個人番号カードを取得する、という流れになるようです。切り取り線以下は、正式な個人番号カード取得申請書も兼ねていて、顔写真を貼る欄も設けられています。個人番号カード(マイナンバーカード)の顔写真を何時撮影するのだろうか、自治体の窓口に3分間写真の機械でも置くのかと思っていたら、そうではなく写真を事前に申請書に貼り付けて、返信用封筒に入れて郵送し手続きをする仕組みです。
この通知カードには、透かしの偽造防止技術も施されているとのことなので、なりすましを如何に防ぐか、配布する通知カードにも細心の注意を払っているようです。
気になる点としては、個人番号カードへの引き換えは、強制ではないので、通知カードのままで使用する人が、一定割合出るだろうと言うこと、そしてあくまで紙ですから、紛失しないかという点です。
それと驚いたのは、個人番号カード(マイナンバーカード)に搭載する電子証明書の発行希望の有無を聞いている点です。(マイナンバー総合研究所代表 田淵義朗)
この点も選択できるようになっているのは、驚きです。